投稿者: shigeki-iwai0124

よく知られている様に、織田信長は本能寺で無念のうちに死にました。本能寺は焼けてしまい、その後京都の寺町で再建。現在に至っています。その本能寺に一枚だけある特殊な信長の肖像画があります。下図のようなものです。この絵もこちら […]
秀次の肖像画(下の写真参照)は京都の瑞泉寺という場所に遺されています。ここは江戸時代になって角倉了以がと秀次の関係者たちが建立したお寺です。秀次を弔うためだけに作られた菩提寺なのです。角倉了以も秀次の関係者でした。 菩提 […]
秀次の肖像画の視線は、こちらを睨んでいました。その意味を考えて行きたいのですが、それにはまず彼の人生を知らないといけません。一体、どんな人物だったのでしょうか。秀次は、秀吉の甥でした。秀吉に子がなかったことから、彼の後継 […]
私は長い間、画面の外に視線を向けて来る「俗人(もともと神仏ではない人)」を描いた肖像画や美人画などを集めてきました。なぜなら西洋ではルネッサンス以降、モナ・リサに代表されるように俗人がかなりの割合でこちらを向いてきます。 […]
ずいぶんと久しぶりの投稿になります。 皆さんお元気でしょうか? 今回は視線を追いかけるというタイトルでお話いたします。この間まで、京都国立博物館で「豊臣秀次と瑞泉寺」という展覧会が開かれていました。御覧になられた方はどの […]
ようやく時間が少しできたので、ブログを再開します。ブログを休んでいる間に、中国の東北部にある吉林大学というところに行きました。特別授業をしたり、シンポジウムの基調講演をしたりするためです。 そこで一番印象に残ったのは、図 […]
さて案件の「色気」と「Sexy 」の違いですが、まず辞書で確認してみましょう。『いろの辞典」(文芸社)という辞書があります。この辞書にはセックシャルな言葉がたくさん紹介されています。 その「色気」の項には次にようにありま […]
本日から新学期の授業が開始しました。これからもしかするとペースが落ちるかもしれませんが、ご了承ください。 さて、今日は「色気」と「Sexy」のことについて、個人的な意見を述べたいと思います。私はタイで約6年間住んでいまし […]
前回まで「です・ます」歌を通して見えた、「です」と「ます」の違いを見てきました。今回は「です・ます」歌の変遷について述べてみましょう。 まず最初期の1910年から20年代は、童謡の季節です。北原白秋や西条八十といった詩人 […]
前回の投稿で、歌の中では「です」と「ます」の使用に明らかな差があることがわかりました。もう一度繰り返すと、「ます」が登場するのは1910年代ですが、「です」が本格的に出てくるのは1970年代だと指摘しました。では、どうし […]